光のDTMerと絵師、5人でのコラボBGM動画制作に参加させていただきました!
パッチ5.3の大人気曲「TO THE EDGE」の “DUALITY REMIX” 。
Duality = 二元性 ということで、ROCK と EDM を融合したリミックスとなっています!
私にこは、ギターアレンジと演奏を担当させていただきました!
参加メンバー
Direction:Sleeping Penguin
今回のコラボの旗を振ってくれた中心人物であり、作品全体のディレクションを担当してくれたペンギンさん。普段はFF14を中心としたゲーム音楽のカバー作品を制作されています!
今回の「TO THE EDGE ( DUALITY REMIX )」も、もともとはペンさん作の「To the Edge (FAN COVER)」をベースに皆の得意分野を持ち寄ってアレンジしてみよう、というところから始まっています。
その原曲リスペクトを重視したカバー作品のクオリティと制作スピードは、まさに職人芸!!!
さらに今回の作品ではディレクター、要はみんなのまとめ役としての力を存分に発揮してくれました!
以前よりその活動内容に共感を覚えていた光のDTMerのお一人だったので、今回こうして共に作品作りできてとても嬉しかったです😆
Movie & EDM Arrange:Sakuya Kagami
今回のコラボ作品では後半パートのEDMアレンジと、動画編集を担当してくれたかがみさん!普段もFF14作品のEDMアレンジや、オリジナル曲などを制作されていてます。
最近EDMアレンジのお勉強をしていた私にとっては、実はこっそり参考にさせていただいていた憧れの光のDTMerのお一人!!!本当に、私では絶対にひねり出せないような素敵なEDMアレンジを作ってくれました✨
あと今回は映像編集もかがみさん担当ということで、基本はヨナさん作の一枚絵の背景ながら、曲の展開に合わせてうにょーっと、しゅわーっと(語彙力不足←)、アゲアゲな映像にしてくださいっています!
Total MIX:Oboro Akaneya
今回のコラボ作品ではMIX・マスタリングを中心とした最終的な仕上げ作業を行ってくれた、おぼろさん。普段の活動ではFF14音楽の8-bitチップチューンアレンジの制作などを行われていて、こちらと同じ楽曲「To The Edge」の8-bit Chiptune Remixも制作されています😆
そのMIX・マスタリングの仕上がりはまさにプロの仕事!!!それに加えて今回の作品では、4:28〜や5:33〜のようなフィルターワークを始め、実に細かい仕事で作品のクオリティを押し上げてくれました✨
個人的におぼろさんは今回のコラボメンバーの中では、おそらく一番早くから絡ませていただいていたお相手。方向性はだいぶ違うけどチップチューンアレンジをやっているという共通項に加えて、「YouTubeでの活動」という点でも個人的に共感できるところが多い仲間です^^
Illust:Yonah
今回のコラボ作品のイメージを支える、イラストを担当してくださったヨナさん。普段はFF14関連の絵を描いたりされています。
#2020年自分が選ぶ今年の4枚
FF14づくし🤗 pic.twitter.com/PjRxEOZldI— よな (@FF14yonah) December 26, 2020
個人的には今回のコラボで始めて絡ませていただいたのですが、そのイラストはプロの方ですか…?って仕上がり!!!
今回のイメージイラストもサブタイトルである “DUALITY REMIX” にまさにピッタリで、作品のイメージをビシッと決定づけてくれています😆
Guitar Arrange:Nico Moja
最後に私です!!!先にも書きましたが、今回の作品ではギターアレンジとギター演奏を担当させていただいています。
ギターアレンジのこだわりについては後述するので、ここではコラボに参加しての感想を。
これまで基本的には一人で作品づくりをしてきた私にとって、今回のような「それぞれの得意分野を持ち寄っての作品作り」は、まさに衝撃的な体験で…!リアルでのバンド活動などでもそういうことをしてきたはずなのですが、またそれとは違った楽しさがあったように思います✨
一人で全部やる制作ももちろん楽しいものですが、やはり「得意分野を持ち寄る」とクオリティが桁違い!!!
なによりこのメンバーでの初コラボだというのに、こんなにもそれぞれの持ち味が出たのが奇跡的だな〜と感じています🎶
ちなみに、すでに次の作品作りにもすでに着手しているとか、いないとか…?😂
ギターアレンジでこだわった点
手前味噌になりますが、今回のギターアレンジでこだわった点について書いてみます。
全体としては基本的には原曲リスペクトを重視して、大きくギターのフレーズを変えたりはほぼしていません。その分ギターのタッチや音作りを、より骨太でロックテイストなサウンドに意識的に変えています🎸
使用機材・音作り
ギター:James Tyler Burning Water
アンプシミュレーター・エフェクター:Bias FX 2、Bias Amp 2
ギターはいつもの愛機バーニングウォーター。市販されているスタジオエリートシリーズのカラーバリエーションではなく、実機のバーニングウォーターと同スペックで発注された一点モノです。
ライン録りなので、アンプシミュやエフェクターに「Bias FX 2」「Bias Amp 2」を使って音作りしています。
ちょうどギター録りをしている最中に、エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなったというニュースを聞いたのもあり… リスペクトも込めて、ディストーションサウンドでは5150系のアンプシミュを中心に音作りしています。
エフェクターはリードギターでケンタウルス(のシミュレーター)、パワーコードのバッキングではザクッとした音色のディストーション、クランチサウンドではブースターを使いつつ、曲のイメージでもある符点8分ディレイをSENDでかけています。あとイントロ左チャンネルなどのコードバッキングではフランジャーをかけています!
曲の展開の中でのアレンジ・イメージ
原曲はボーカル曲ですが、今回のアレンジではギターでメロディを弾いたインストという形でのアレンジになっています。そこで大枠は原曲リスペクトでありながらも、歌詞がないことでメッセージの薄いものになってしまわないよう、曲の展開の中での表現を自分なりに意識してギターアレンジ・演奏をしました。
曲のテーマとしてはやはりアシエン・エリディブスの心境を歌った曲だと感じたので、エリディブスの想いや物語に寄り添うことを自分なりにイメージしています。
まずイントロは、WoLとなったエリディブスと、闇の戦士となった主人公の戦いの直前。過去の呪縛にとらわれているエリディブスが、目を閉じてその過去を思い出しているイメージです。
0:23〜のギターリフは原曲準拠ではありますが、より激しく、でも少し遠くに聞こえるのは(というイメージをおぼろさんがMIXで表現してくれました、サスガ!!!)過去の激しい記憶を思い起こしているからです。
そして0:42〜でゆっくりと目を開き、目の前のヤミセンとの戦いに意識を戻す。その先は戦いの中で徐々に意識が混濁していくように、展開が激しくなっていきます。
ギターソロの後半ではさらに意識がぐちゃぐちゃになりかけるものの、EDMパートの前半では使命を思い出して戦いをエリディブス優位に進めていく。
しかし「彼」の指パッチンをきっかけにまた状況は一変し、戦いはクライマックスに突入…!
ラストの符点8分ディレイギターは、最後クリスタルタワーに吸収されたエリディブスの魂の余韻をイメージしています。
…と、自分で言葉にすると少し気恥ずかしくもあるのですが😓
このようなイメージを展開しつつギターを弾いてみました。今回の作品をもっと楽しんでもらうきっかけになるといいな。
動画を見て、聴いていただけたら、曲や作品に関する感想などをコメントいただけると、とても嬉しいです😆
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
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