「クラフター」とはFF14のクラス(職業)の種類の一つで、素材を消費して装備品やアイテム・家具などを製作することができるクラスの総称です。
この記事ではこれからクラフターを始めたい人や、もっとクラフターについて詳しく知りたい人に向けて、クラフターについての基本的な情報と始め方について説明します。
クラフターができること
クラフターになると、
- 素材を消費して装備やアイテムを自分で作る
- 自分の装備品を修理する
- アイテムを分解して素材を手に入れる
- 装備にマテリアを装着する
などができるようになります。
自分や仲間の装備や薬・料理などを作って戦闘をサポートしたり、ハウジング用の家具を自作したり、おしゃれ装備を作ったり、作ったものをマーケットに出品してギルを稼いだりもできます。
クラフターの種類と特徴
「クラフター」というのはあくまで製作を行うクラスの総称で、実際には8つのクラスがあります。
8つのクラスそれぞれで、使う素材や作れる制作物が違います。
木工師
主に木材などを加工して、木製の装備品やアクセサリ・家具などを作るクラスです。
最も多くの種類の家具を作れるクラスなので、ハウジングに力を入れたい場合は木工師の出番です。
フレンドがマイハウスを建てた際に、自作の家具をプレゼントできるとステキですね。
家具はマーケットに出品しての金策にも向いている製作品なので、金策向きのクラスでもあります。
また槍や弓・幻具は木工師の製作品である場合が多いので、竜騎士や吟遊詩人・白魔道士の装備を作りたいときも木工師が活躍します。
鍛冶師
主に鉱石や金属などを加工して、金属製の武器などを作るクラスです。
多くの種類の武器を製作できるクラスです。
片手剣・斧・両手剣・ガンブレード・格闘武器・刀・双剣・銃・投擲武器はほとんどが鍛冶師の制作品です。
また、クラフター・ギャザラーの道具類も鍛冶師で作れるものが多いです。
甲冑師
主に鉱石や金属などを加工して、金属製の防具などを作るクラスです。
盾や金属製の兜・鎧・ベルトや手足装備など、タンクや近接DPSの装備品を多く作ることができます。
中間素材の制作に関しては鍛冶師と共通しているものが多い(例:ブロンズインゴットなど)のも特徴です。
彫金師
主に鉱石や砂などを加工して、アクセサリや装備品などを作るクラスです。
天球儀や細剣は彫金師の製作物である場合が多いので、占星術師や赤魔道士の装備品を作りたい場合は彫金師の出番です。
黒魔道士の呪具も彫金師の制作である場合が多いですが、こちらは木工師の制作である場合もあります。
アクセサリ系の制作も彫金師の得意とするところです(次点は木工師)。
零式等の高難易度コンテンツと同時に実装される、いわゆる「新式装備」のアクセサリを作って、時期によっては金策がやりやすいクラスでもあります。
革細工師
主にモンスターの革などを加工して、革製の装備品などを作るクラスです。
ブーツや革鎧などの革製の防具は基本的に革細工師の製作物なので、タンクからDPS、場合によってはヒーラーの防具などを製作することもあります。
革製品の素材はギャザラーで採集するものだけでなくモンスターからのドロップ品である場合も多いので、素材の大量調達が少しむずかしいクラスでもあります。
裁縫師
主に綿や糸・布などを加工して、布製の装備品などを作るクラスです。
帽子やローブなどは裁縫師の制作物なので、遠隔DPSやヒーラーの防具は裁縫師で作れることが多いです。
また、おしゃれ装備は裁縫師で制作できる場合が非常に多いので(次点で革細工師)、おしゃれ装備を自作したい場合や誰よりも早くおしゃれ装備を手に入れたい場合は、裁縫師を育てておくとよいです。
錬金術師
主に土や水などの自然の素材を加工して、アイテムや薬品などを作るクラスです。
エーテル伝導率を高めたインクを用いて魔導書を製作できるので、召喚士や学者の武器を作ることができます。オーケストリオン譜面や、戦闘・ギャザクラ等で使える薬品の製作も錬金術師の出番です。
「重曹」や「ワニス」のような、クラス問わず大量に使う中間素材を中レベル帯の錬金術師で作れるので、レベル上げをしながら金策を同時進行しやすいクラスでもあります。
調理師
食材を加工して、キャラクターのステータスをアップする料理などを作るクラスです。
零式等の高難度コンテンツに挑戦する際は高レベルの料理がほぼ必須になってくるので、戦闘メインの方がクラフターも上げる場合や、戦闘メインの仲間の役に立ちたい場合は調理師を選択するといいと思います。
また他のクラスは中間素材で別クラスの製作品が必要になる場合も多いですが(例:木工師で「ショートボウ」を製作するために裁縫師で製作する素材「草糸」が必要になる、など)、調理師は基本的に中間素材も調理品なので、調理師単体でのレベルを上げがやりやすいクラスでもあります。
クラフターの始め方
クラフターになるには、エオルゼアにある三都市ウルダハ、リムサ・ロミンサ、グリダニア にある各「ギルド」受付でクエストを受ける必要があります。それぞれの開始クエストを完了することでクラスチェンジできるようになります。
クラフターのクラスクエストを受けるためには、ゲームスタート時に選択した最初の戦闘ジョブのレベルが10以上になって、その戦闘ジョブのレベル10のクラスクエストをクリアする必要があります。
各都市ごとの開始クエスト対応クラスは下記のとおりです。
ウルダハ
彫金師ギルド
受注場所:ウルダハ:ザル回廊(X:10.5, Y:13.1)
裁縫師ギルド
受注場所:ウルダハ:ザル回廊(X:13.9, Y:13.1)
錬金術師ギルド
受注場所:ウルダハ:政庁層(X:8.9, Y:13.6)
リムサ・ロミンサ
鍛冶師・甲冑師ギルド
受注場所:リムサ・ロミンサ:上甲板層(X:10.2, Y:15.0)
調理師ギルド
受注場所:リムサ・ロミンサ:上甲板層(X:10.0, Y:8.0)
グリダニア
木工師ギルド
受注場所:グリダニア:新市街(X:10.8, Y:12.1)
革細工師ギルド
受注場所:グリダニア:旧市街(X:12.5, Y:8.3)
クラフターのレベル上げ
以前はクラフターのクラスごとに覚えるスキルに違いがあったためレベルを上げる順番が重要でしたが、現在のバージョンでは覚えるスキルが全クラス共通のため、好きなクラスからレベルを上げても問題ありません。
クラフターの防具・アクセサリーは全クラスで共通して使えるものがほとんどなので、強いて言えば平均的にレベルを上げていくことで装備更新に無駄がなくなるため長期的に見ると節約になりますが、全8クラスのレベリングは長い道のりになるので、好きなクラスや作っていて楽しい制作品を優先してモチベーションを維持できることのほうが重要かと思います。
レベリング方法の詳細はまた別記事にまとめていきますので、ご期待ください。
メインクエストで「蒼天のイシュガルド」をクリア(厳密にはクエスト「最期の咆哮」をコンプリート)していれば、クラフター専用コンテンツ「イシュガルド復興」でクラフターLv20から80までレベリングできるのでおすすめです。
イシュガルド復興でのレベリングの方法は、こちらの記事をご覧ください。
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